グーグルは11月30日、Google Earth の最新版「Google Earth 6」をリリースしたと発表した。今回のバージョンアップで、ストリートビュー機能が完全に統合され、樹木の3D表示機能が追加された。

Google Earthは2008年に街並みを画像で見られるストリートビュー機能が追加されたが、今回、同機能が完全に統合され、ストリートビューのガイドのペグマンがGoogle Earthのナビゲーションコントロールに並んで表示されている。

Google Earth 6で見たエッフェル塔付近の様子。画面右にペグマンが表示されている

ペグマンをドラッグして青くハイライトされた道に落とすと、ストリートビューの画面に切り替わる。これまでのストリートビューレイヤとは異なり、マウスと矢印キー操作でシームレスに場所から場所へと移動できるようになった。

加えて、イロハモミジやカカオの木など、数十種類の樹木が3Dで再現されるようになった。現時点で8000万本以上の3Dの木々が、東京、アテネ、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコの町並みで表示されている。この機能を利用するには、左のパネルで「建物の3D表示」のレイヤーをオンにすればよい。

エッフェル塔付近を拡大表示した画面。樹木が3D表示されている