アイシェアは30日、ネットユーザーを対象に実施した意識調査「今年最もお世話になった電化製品 -2010年版-」の結果を発表した。同調査は11月8日~11日の期間に行われ、20代~40代の男女636名から有効回答を得た。

今年、新しく購入した電化製品が「ある」と答えたのは全体の58.8%。これらの回答者にその電化製品を全て答えてもらったところ、1位「テレビ」(37.2%)、2位「白物家電(冷蔵庫・電子レンジ・エアコンなど)」(30.7%)、3位は同率で「携帯電話」と「パソコン」(ともに25.4%)となった。ちなみに2009年は、1位「携帯電話」(35.2%)、2位「パソコン」(34.4%)、3位「白物家電」(22.7%)と大きく順位が異なっている。

「今年、最もお世話になった電化製品は何ですか?」アイシェア調べ

今年、最もお世話になった家電製品は何かと質問すると、1位は「パソコン」で44.2%。以下は、2位「白物家電」(13.2%)、3位「携帯電話」(12.3%)、4位「テレビ」(10.8%)との順になった。4位までを年代別に見た場合、「パソコン」が若い年代ほど多く、20代では60.7%にのぼっている。一方、40代では「白物家電」が17.3%、「テレビ」は14.6%となり、この2つは上の年代ほど多くなる傾向がみられた。

続けて、お世話になった理由を聞いてみると、「パソコン」では「仕事でも遊びでも使っているので」「ないと生活できない」というネットユーザーらしい回答が目立つ結果に。「携帯電話」でも「必要不可欠」「生活の一部」との答えが多く、「テレビ」では「HD内蔵のテレビになり、テレビを見る頻度が増えたから」など、買い替えによる視聴頻度の増加を挙げる回答者もいた。また、「白物家電」では「この夏は暑かったので、エアコンが活躍した」との回答が複数のぼった。

なお、来年新しく購入したいと思っている電化製品が「ある」と答えたのは全体の53.5%。具体的な商品の1位は30.3%の「テレビ」で、2位「パソコン」(29.4%)、3位「録画機器(DVD・Blu-ray Discなど)」(27.6%)となっている。