富士重工業(スバル)は、新型コンパクトカー「トレジア(TREZIA)」を11月29日より発売する。価格は142万8000円から197万9250円。同モデルはトヨタ自動車よりOEM供給を受けて発売される。

スバル トレジア

室内空間のゆとりをイメージさせる伸びやかなワンモーションフォルムと、タイヤを四隅に配置し、安定感のあるプロポーションを実現。またインテリアは上質な演出とともに、広さとユーティリティを両立させた機能的な空間とした。

全長3,990mmのコンパクトボディながら、有効室内長2,690mm、荷室長760mm(4WDは715mm)を確保。リヤシートを倒さなくても大型スーツケース3個分の荷物が積載できる。また、床面高を簡単に変えられるフレキシブル2段カーゴボードを採用。室内はフロントシートバックの形状を工夫し、後席の足元などに十分なゆとりを確保した。

エンジンは1.3L(リッター)、1.5Lの2タイプ。トランスミッションは全車CVTを採用した。1.5L車には7速マニュアルモードを搭載。一部モデルにはパドルシフトを採用した。また、4WD(AWD)車は1.5Lのみとなる。全モデルともエコカー減税に適合しており、2WD車が75%、4WD車が50%減税となる。10・15モード燃費は2WD車が(1.3L、1.5Lともに)20.0km/L、4WD車が18.4km/L。

サスペンションは、フロントがストラット式、リヤがトーションビーム式。スポーティモデルの「TYPE EURO」は、スプリングのバネ定数、スタビライザー径変更などの専用チューニングを施されている。ボディは前面衝突に対しての吸収力を高めた構造とした。全車のフロントにデュアルエアバッグ、プリテンショナー+ロードリミッター付き3点式ELRシートベルトを装備したほか、一部モデルにサイドエアバッグ&カーテンエアバッグや、VDC&トラクションコントロールシステムを採用した。

フロントビュー (1.5i TYPE EURO)

サイドビュー (1.5i-S)

リアビュー (1.5i-S)

インパネ (1.5i-S)

インテリア (1.5i-S)

カラーバリエーション