Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers.

次期UbuntuとなるUbuntu 11.04はこれまでの安定したUbuntuのアップグレードに比べると、積極的な変更を取り込んだ革新的なものになる見通し。特に新しい情報はないが、どういった変更が実施されることになるかが6 Things to Look Forward for in Upcoming Ubuntu 11.04 Natty Narwhal - Tech Drive-inにおいて簡潔にわかりやすく紹介されている。紹介されている内容は次のとおり。

  1. GNOME 3.0の目玉機能となるGNOME Shellではなく、Canonicalがネットブック向けに開発を進めてきたUnityをデフォルトUIとして採用する。
  2. ウィンドウマネージャとしてはMetacityとClutterをベースに開発されたMutterではなくCompizを採用する。
  3. 徐々にXからWaylandへの移行を進める。Ubuntu 11.04では片鱗が見える程度になるだろうが、Ubuntu 11.10や12.04ではWaylandへ積極的に移行しているとみられる。
  4. デフォルトのオフィスアプリケーションにLibreOfficeを採用する。
  5. デフォルトのブラウザにFirefox 4を、デフォルトのメディアプレーヤにBansheeを採用する。
  6. Ubuntu Software Center経由でより多くの商用アプリケーションが購入できるようになる。

Mark Shuttleworth氏の発言がベースになっているものが多く、今後の開発の進展具合では実際にリリースされる内容は別のものになる可能性もある。