Applications that use the OpenSocial APIs can be embedded within a social network itself, or access a site's social data from anywhere on the web. |
OpenSocialの最新版となるOpenSocial Specification 1.1が公開された。OpenSocialはソーシャルWebアプリケーションを開発するにあたってさまざまなシーンで活用できる規約を目指して策定が進められてきた仕様。WebアプリケーションやWebサービス、ガジェットなどがさまざまなソーシャルデータにアクセスできるようにすることで開発および利用における利便性を向上させる狙いがある。
OpenSocial 1.1における主な変更点は次のとおり。
- アプリケーション/ガジェット間でインタラクティブ性の高い相互通信を実現するための機能を策定。OpenAjax Hub 2.0をベースに策定されたもので、publish/subscribeを実施するイベントをメタデータの形式で指定できるようになっている。これまでのように情報を集めるというスタイルから、より積極的に相互通信したマッシュアップを実現しやすくなる。
- OAuthまわりの仕様を整理して不整合を解消。これまでよりもOAuth関連の機能で問題が発生しにくくなっている。
最初のメジャーリリースは2010年3月に実施されたOpenSocial 1.0。8ヶ月経って最初の修正および機能追加が実施されたOpenSocial 1.1が公開されたことになる。