グーグルは11月19日、 オンライン・オフィススイート「Google Apps」の有償アカウントに対し、これまで提供していなかったサービスを含めて60以上のサービスを提供すると発表した。

Google Appsで利用できるようになったアプリケーション。その数は60以上に及ぶ

今回追加された主要なサービスは、RSSリーダー「Google Reader」、ブログサービス「Blogger」、広告サービス「AdWords」、電話サービス「Google Voice」など。Google Voiceは16日に発表されて話題になったばかりだが、現時点では米国のみの提供となっている。

Google Appsの各サービスは、管理者権限によってユーザーグループごとに割り当てることができる。利用するサービスを追加する際は、管理者向けコントロールパネルから作業を行えばよい。

同社によると、今回追加されるサービスはSLA(Service Level Agreement)および電話サポートの対象ではないとのこと。

今回の発表に伴い、Google Appsの各エディションの名称が簡略化された。「Google Apps Standard Editiion」は「Google Apps 」に、「Google Apps Premier Edition」は「Google Apps for Business 」に、「Google Apps Education Edition」は「Google Apps for Education 」と変更されている。