マネックス証券は17日、米国国債をはじめとする外国国債の取扱いを開始すると発表した。

マネックス証券では、従来取扱ってきたオンラインによる新規発行の外国債券の販売に加え、2010年4月から、オンラインによる既発債(外国債券)の売買サービスを開始するなど、債券サービスの拡充に努めてきた。今回、この既発債の売買サービスのラインアップに外国政府が発行した債券(外国国債)が加わることになった。

マネックス証券では世界銀行が発行する「世銀債」をはじめ、さまざまな機関・企業が発行する外国債券を取扱ってきたが、政府の発行する「国債」は、日本政府発行の個人向け国債を除くと初の取扱い。「信頼度が高く流動性にも富む外国国債の取扱い開始により、個人投資家に魅力的な投資機会を提供する」(マネックス証券)。

当初の取扱いは「トレジャリー」の愛称で世界中に親しまれる米国国債が中心となるが、今後は、その他の国の国債にもラインアップを順次拡充していく予定となっている。