ベイテックシステムズは11月8日、Google Appsを使った社内情報システムの導入支援サービス「サテライトオフィス・プロジェクト」の中で、Google Apps Premier Editionを利用した企業向けに、Google Appsのセキュリティを向上させる「サテライト・セキュリティーパック for Google Appsアプリケーション」を無償で提供すると発表した。

サテライト・セキュリティーパック for Google Appsアプリケーションの機能はおおまかに「Google Appsとのシングルサインオン機能」と「アカウント同期機能、組織管理機能」に分けられる。

Google Appsとのシングルサインオン機能では、「AD連携、LDAP連携、CSV連携によるログイン」、「ログイン時のログ(CSV出力可能)」、「連続してパスワードを間違えた時のアカウントロック機能」、「パスワードを定期的に変更させる機能」、「利用IPアドレス制限」、「ブラウザ制限」、「キャリア制限」、「端末制限」、「企業全体としてのシングルサインオン機能」、「外部アプリケーションのSAML連携によるシングルサインオン」などをサポートしている。

アカウント同期機能、組織管理機能では、「組織管理単位による利用アプリケーション/ドキュメント制御」、「組織ツリーによるメールアドレス選択」をサポートしている。

今後、「クライアント証明書によるログイン機能」や「Felica、指紋認証、手のひら認証によるログイン機能」に対応することが予定されている。