異なるWebブラウザ間でブックマークを同期する無料サービスを提供しているXmarks。運営資金を確保できず、今年9月にサービス終了を宣言(2011年1月10日まで)していたが、サービスを継続させる売却先との交渉がまとまる見通しだという。CEOのJames Joaquin氏がブログで明らかにした。

サービス終了を宣言したものの、その後もXmarksは幅広く支援者を募り、有料サービスを含むサービス継続の道を模索していた。最終段階にあるという交渉相手は明らかにされていないが、現在の同期サービスの円滑な継続に合意しているという。新体制では、無料とプレミアム(有料)の2つのサービスが提供され、売却契約の完了後に詳細を明らかにするとしている。Joaquin氏は支援を表明してくれたユーザーに対してプレミアサービスへの参加を求めており、長期的なサービス運営を見通せるだけの有料サービス契約者を確保できるかが次の課題になりそうだ。