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FreeBSDセキュリティオフィサからFreeBSD 6.4および8.0のサポートの終了が近づいていることが発表された。どちらも30日をもってセキュリティチームのサポート対象からはずれる。6.4は6系最後のサポート対象ブランチであり、11月をもって長らく続いたFreeBSD 6系サポートが完全に終了することになる。同日までにFreeBSD 7.3または8.1へアップグレードすることが推奨されている。現在計画されているサポート期限は次のとおり。
対象 | サポート期限 |
---|---|
FreeBSD 6.4 | 今月末の30日 |
FreeBSD 7.1 | 2011年 1月31日 |
FreeBSD 7.3 | 2012年 3月31日 |
FreeBSD 8.0 | 今月末の30日 |
FreeBSD 8.1 | 2012年 7月31日 |
6系 | 今月末の30日 |
7系 | 7系最終リリース日から2年間 |
8系 | 8系最終リリース日から2年間 |
FreeBSDはリリース時の安定性や必要性など状況によってサポート期限を定めている。このため、たとえば7.1から8.0に上げるなどのようにメジャーバージョンを上げたからといって、必ずしもサポート期限が伸びるとは限らない。サーバとして運用している場合など、推奨されているエクステンデッドサポートへのバージョンへのアップグレードが推奨される。
6系および6.4に対するPorts Collectionのサポートも11月いっぱいで終了することになる。これ以降、6系および6.4はPorts Collectionを使ったアプリケーションのインストールが一切保証されなくなる。6系に対応した最終版のPorts CollectionにはRELEASE_6_EOLのタグが指定される予定になっているため、何らかの理由でアップグレードできない場合にはこのタグを使うようにと説明がある。