日本電気(NEC)は10月22日、同社のNAS(Network Attached Storage)製品群「iStorage NSシリーズ」の新モデル「iStorage NS500Ra」を発表した。

iStorage NS500Ra

iStorage NS500Raは2Wayラック型のNAS製品。ハードディスク12TB(テラバイト)搭載モデルと、ディスク拡張モデルの2モデルが用意されており、中堅・中小規模のオフィスにおけるファイルサーバ、データバックアップとして利用されることを想定している。

CPUは、インテル Xeon プロセッサー E5620(2.40GHz)を搭載。メモリ容量も従来比8倍の32GBまで拡張することができ、6GbpsSASディスクに対応したRAIDコントローラを採用している。これにより、処理性能は従来比約70%向上しているという。

また消費電力に関しても、80 PLUS GOLD認証を取得した高効率電源の搭載、省電力タイプのメモリ採用、設計の最適化などにより、待機時で最大約36%、動作時で最大約28%の省電力化が実現されている。

価格は、12TB搭載モデルが99万8000円(税別)~、ディスク拡張モデルが64万8000円(税別)~。いずれも10月26日により出荷が開始される。