ソニーは22日、快適でストレスフリーな操作・動作性を実現したブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AT700」など5機種を発売した。いずれのモデルも、従来のブルーレイディスクレコーダーが抱える「操作・動作性」に関する不満点を解消し、より快適に使用できるようになっているという。

ソニーマーケティングでは、9月に家電に関する調査(有効回答数 : 男女2,000人)を実施。その中でブルーレイディスクレコーダー保有者に対し、「ブルーレイディスクレコーダーの電源はつくのが遅いと思う(起動に時間がかかる)」かと聞くと、84.4%が「そう思う」もしくは「毎回そうではないが、たまにそう思う」と回答。保有者の8割以上が起動時間に対して不満やストレスを感じていることが分かった。

10月15日に発表された民間調査会社のブランド総合研究所による「デジタル家電ストレス調査」においても、ブルーレイディスクレコーダー購入者の不満点として、「電源・終了時間」と回答した人は64.7%に達している。

さらにソニーマーケティングの調査では、「『テレビ番組の録画予約』は、面倒くさいと思うときがある」(68.1%)や、「録画した番組の整理をするのが面倒だと思う時がある」(63.6%)など、録画や再生に関する操作を面倒だと感じている人が多いことも判明した。

「BDZ-AT700」

今回発売した新モデル5機種では、従来のブルーレイディスクレコーダー保有者が感じていたストレスを解消し、使いたい時にすぐ簡単に使える高い操作・動作性を実現。最大の特徴は起動時間の速さで、「瞬間起動モード」は約0.5秒、「標準起動モード」で約6秒というスピード起動を可能にしている。

このほか、番組表から見たい番組を選んで一発予約(録画)ボタンを押すだけで録画予約できる「番組表一発予約」機能、録画した番組をマーク別に自動分類して表示する「オートグルーピング」機能など、便利な機能を搭載。ラインナップと価格は下表の通り。

品番 価格 推定小売価格
BDZ-AX1000 オープン 20万円前後
BDZ-AT900 15万円前後
BDZ-AT700 11万円前後
BDZ-AT500 9万5,000円前後
BDZ-AT300S 9万円前後