バンダイは21日、デジタルデータとカードゲームを融合させた新デジタルキッズカードマシン『ドラゴンボールヒーローズ』を、2010年11月11日(木)より順次導入、稼働を開始すると発表した。主な設置場所は、全国の玩具店、量販店の玩具売場、およびアミューズメント施設としている。
同社は2005年より、デジタルデータとカードゲームを融合させた「データカードダス」を展開してきたが、この『ドラゴンボールヒーローズ』は、「データカードダス」の技術やノウハウを結集して開発。フラットパネルリーダーやICカードリーダー、23インチのワイド液晶モニターを搭載し、カードを最大5枚同時に使用してバトルを楽しむことができる。
専用カード第1弾は、全58種(コモン30種、レア15種、スーパーレア9種、アルティメットレア4種)を用意。筐体は正面下部にカードの払い出し口を搭載し、1プレイ / 100円で、100円につき必ず専用カードが1枚もらえる。また、プレイをせずにカードの購入のみも可能となっている。
遊び方は、フラットパネルリーダーにキャラクターのデータが組み込まれた専用カードを置くと、液晶モニターに瞬時にキャラクターが登場。パネル上でカードを前に動かすとキャラクターが「攻撃」したり、左右に動かすことで「追撃」するなど、これまでにない操作感が楽しめる。また、カードの組み合わせで攻撃力がアップするなど様々な効果が発動するため、簡単な操作ながらも戦略性にも富んだバトルが展開可能となっている。
さらに別売りの『ドラゴンボールヒーローズ ヒーローライセンスセット』の「ヒーローアバターカード」を使うと、ゲーム内に自分のアバター(分身)を登場させることができ、ドラゴンボールのキャラクター達と一緒に戦うことも可能。なお、「ヒーローライセンス」はプレイヤーの認証カードの役目を担っており、これをICカードリーダーに差し込むことで、自分のアバターにニックネームをつけたり、バトルデータを記録(1枚で400回のセーブが可能)することで必殺技を覚えさせたり、新たなミッションを楽しむことができるようになる。価格は630円。
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション (C)BANDAI 2010 |