グレープシティは10月20日、Silverlight 4向けの入力支援コンポーネント「InputMan for Silverlight 1.0J」を12月10日に発売すると発表した。

同製品は、WindowsフォームやASP.NET用の「InputMan」と同様の日本語入力制御をSilverlightで実現可能にするコンポーネント。

「InputMan for Silverlight 1.0J」にはテキストやマスク(定型書式)、日付、数値、カレンダー、電卓、検証インジケータといった7種類のコントロールに加え、ふりがな取得コンポーネント、書式コンバータが収録されている。

また、日付の和暦対応や郵便番号などの定型書式、特定文字種のみの入力といった、正確なデータ入力に必要とされる機能を搭載。日本語でのデータ入力に最適化されていることも特徴となっている。

「InputMan for Silverlight 1.0J」はSilverlight標準のアーキテクチャに準拠しているため、XAML(Extensible Application Markup Language)による外観テンプレートを適用できるほか、コントロールの動作に独自のアニメーションを付与することも可能。コントロールの外観を一括して変更できるテーマテンプレートも用意されている。

「InputMan for Silverlight 1.0J」はパッケージ版とダウンロード版が用意されており、前者は1開発ライセンスあたり12万6000円、後者は同11万3400円 となる(価格はいずれも税込)。開発したアプリケーションは無償で配布・運用が可能。

製品イメージ(その1)

製品イメージ(その2)

Silverlight Toolkitのテーマに準拠した5種類のテーマテンプレートが提供される