女優・羽田美智子と野際陽子がダブル主演を務める昼の連続ドラマ『花嫁のれん』(11月1日スタート 毎週月曜~金曜 13:30~ 東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表が18日、都内で行われ、出演者らが出席した。

左から、野際陽子、羽田美智子、里久鳴祐果 拡大画像を見る

ドラマ制作のきっかけとなったタイトルの「花嫁のれん」は、能登半島・七尾市近辺で現在でも受け継がれている嫁入り道具のひとつで、花嫁が嫁入りの際に、花婿の家の仏間に掛けた実家の家紋を加賀友禅で染め抜いた"花嫁のれん"をくぐり、先祖に決意を示すという伝統の婚礼儀式に使われる。同作は、東京で働くアラフォーの奈緒子(羽田)が、突然失踪した夫の借金を返済するため、花嫁のれんを経ていない"えんじょもの"(=よそ者)の奈緒子を嫁として認めない姑(しゅうとめ)の志乃(野際)が大女将を務める金沢の老舗旅館で、仲居として奮闘するという心温まるホームドラマ。

187作目となる同枠の昼ドラで、羽田とダブル主演で史上最年長ヒロインを務める野際は、74歳でハードな昼ドラの収録に臨むが、出演を決めた際には「歳のことも考えてください」とプロデューサーにプレッシャーをかけたそうで、「来年は後期高齢者に突入というめでたい歳。本当に決死の覚悟で、なんとか最後まで死なないで生きていたいと思っております」と意気込み、共演者らを笑わせた。また、これまでの意地悪な姑役と違い「珍しくイイ女性の役です」と笑顔で、羽田について「天然ですし、現場はすごく楽しいです」と明かすと、ドラマのテーマ「嫁姑」について質問された羽田が「梅酒について?」と、野際の指摘どおり天然ぶりを発揮。「芸能界の母のような存在」と慕う野際から同作への出演を誘われたという羽田は、「昼ドラは大変だと聞いていますが、花嫁のれんならぬ"昼ドラのれん"をくぐる覚悟。死ぬ思いでやっております」と熱意を語り、"姑"の野際に続いた。

ドラマ『サラリーマン金太郎』で親子役で共演して以来、息ぴったりの野際と羽田。本当はお互いを認めながらもぶつかり分かり合っていく、心温まる嫁姑の奮闘を描く

脚本はNHK大河ドラマ『天地人』などを手掛ける小松江里子、主題歌は岡本真夜が担当する