ナナオは、手術室向けの画像表示用液晶ディスプレイとして、47型の「RadiForce LX470W」、 24型の「RadiForce EX240W」、21.3型の「RadiForce EX210」、19型の「RadiForce EX190W」、15型の「RadiForce ES150」の5機種を発表した。また、あわせて様々な映像機器からの入力信号を一括管理し、大型ディスプレイ上での画像の表示サイズや位置の変更を可能にする信号配信マネージャー「LMM0801-L」も発表した。価格はいずれもオープン。11月15日より順次発売される。なお、RadiForce LX470Wは2011年1月11日に発売予定。

手術室向けの画像表示用液晶ディスプレイ

同社は、これまで病院施設内の読影室や検査室、診察室等で使用される医用画像表示ディスプレイを販売してきたが、今後はディスプレイに表示する画像を自在にコントロールするシステムの開発も強化し、ディスプレイとコントロールシステムを組み合わせ、新しい画像ソリューションとして本格的な販売活動を実施するという。

RadiForce LX470Wは、手術室での使用を想定した医療規格を取得しており、DICOM Part14に準じたグレイスケールも表示可能な大型手術室向け画像表示ディスプレイで、手術参照用レントゲン画像等の医用画像の表示と、内視鏡画像表示を1台で実現できる。他の4機種は、内視鏡手術用途および内視鏡検査用途を想定している。

RadiForce LX470Wは、推奨解像度が1,920×1,080ドットで、インタフェースがBNC(HD-SDI)、BNC(コンポジット)、DVI-I、HDMI、D-Sub、MiniDIN、Sビデオ。

RadiForce EX240Wは推奨解像度が1,920×1,200ドットで、インタフェースがBNC(HD-SDI)×2、BNC(コンポジット、シンクオングリーン)、BNC (コンポーネント)、DVI-I、D-Sub、Sビデオ。

RadiForce EX210は推奨解像度が1,600×1,200ドットで、インタフェースがBNC(HD-SDI)×2、BNC(コンポジット、シンクオングリーン)、BNC(コンポーネント)、DVI-I、D-Sub、Sビデオ。

RadiForce EX190Wは推奨解像度が1,680×1,050ドットで、インタフェースがBNC(HD-SDI)×2、BNC(コンポジット、シンクオングリーン)、BNC (コンポーネント)、DVI-I、D-Sub、Sビデオ。

RadiForce ES150は推奨解像度が1,024×768ドットで、インタフェースはDVI-I、コンポジット、Sビデオ。