Xmarks - Bookmark-Powered Web Discovery

ブックマークや履歴データなどの同期サービスを提供しているXmarksは、その運用資金を確保できないとしてサービスの終了を発表していた。発表から向こう3ヶ月でサービスを終了するとしていたため、発表当時のままであれば2010年いっぱいでサービスは終了するはずだった。しかしこの1週間で状況はめまぐるしくかわったようだ。

Xmarksの抱えるユーザは200万、そして500万のデスクトップを同期している。このユーザベースは決して少なくない。同社がサービスの終了を発表してから、その終了を惜しむ声が多かったが、同社を買収してサービスの継続を申し出る会社が何社か現れたという。どの申し出もサービスをそのまま継続し、また改善していくことに前向きのようで、その旨がXmarks Victory for the Users, by the Usersにおいて報告されている。買収は近い将来に確定するだろうとしており、確定してから次の報告があるとみられる。

またXmarksは自力で事業を継続する試みとしてPledge XmarksPremiumを開設。現在申し込みを受け付けている。これはXmarksPremiumというより多くのサービスを提供する有償サービスに参加するかを表明するもので、もしこの申し込みが100,000ユーザに達するようであれば、このサービスを開始するというもの。今のところ30,000をこえるユーザが申し込みをしているという。