恋人時代とは違い、結婚相手は自分の今後の人生すべてにかかわってくる大事な存在。それだけに恋人時代には我慢できても、結婚したなら許すわけにいかないことはでてくるようだ。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」が調査を行っている。

調査は昨年10月8日~22日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて90人から回答があった。

「恋人には我慢できるけど結婚したらやめてほしいことは」と聞いたところ、男性の44%、女性の37%が選んだのが「無駄遣い/衝動買い」だった。男性の理由をみると、「経済観念がないと、結婚生活が破たんする恐れがある」(38歳)、「あまり浪費グセがあると、一緒に暮らすのは大変ではないかな」(32歳)といったものが多く、買い物好きやブランド好きの女性をイメージして警戒感を抱いている人は多いようだ。

一方、女性の理由だが、「家族というのは会社みたいなものなので、金銭管理ができないと家族というユニット自体の崩壊になるから」(38歳)、「自分が稼いだといっても、自分ひとりのお金じゃないということを認識してほしい」(24歳)といったものが多い。結婚したらお金は家庭の共同財産という考えをしっかり持ってほしいということだろう。なかには「結婚したら無駄遣いもすべてチェックすると思う」(26歳)と、夫の財布のひもをガッチリ握ると"決意表明"する女性もいた。

2位以下は男女で違う結果に。男性2位は「家事をしない」の41%。「(家事をしてくれないと)仕事に打ち込めないから。安心できないから」(40歳既婚)、「家の中を整えてもらえると安心」(31歳)など、妻が家事をすることで家庭が落ち着くと考えているようだ。「男も家事をする時代、結婚して家事をしないのは承服できない」(31歳)という意見もあった。

女性の2位は「仕事をしない」の32%。「仕事は生きていくうえでの糧。その糧を得るための仕事をしないなんて論外」(40歳)、「仕事をしない男は論外。生活が成り立つ基本でしょう?」と厳しい意見が並んだ。

男女とも3位は「親の言いなり」。結婚したからには親よりも自分の意見を尊重してほしいというのもまた当然の考えか―。