CEATEC JAPAN 2010のKDDIのブースでは、10月4日に発表されたスマートフォン新製品「IS03」の実機展示のほか、次世代通信規格「LTE」への取り組みなどの紹介が行なわれている。

IS03はシャープ製のAndroid 2.1を搭載したスマートフォン。3.5インチのダブルVGAディスプレイを搭載し、ワンセグや赤外線通信、Eメール(~@ezweb.ne.jp)、おサイフケータイなど日本の携帯電話おなじみの機能が利用できる。カメラは、オートフォーカス対応の約957万画素CCD。このほか、LISMO!やau one ナビウォーク、携帯電話向けソーシャルゲーム「サンシャイン王国」、気象情報サービス「ソラテナ」といったアプリが利用できる。発売は11月下旬発売を予定。

スマートフォン新製品「IS03」

液晶下部にメモリ液晶が設置されている。4つのボタンとしても機能する

スマートフォンとしては初めて、おサイフケータイに対応

ワンセグに対応し、専用アンテナを備える

9.6メガの高精細CCDカメラを搭載

モバイルインフラの展示では、3本の搬送波を束ねることで、約3倍の高速化を実現する「EVDOマルチキャリア」、2012年12月に導入予定の「LTE」へのそれぞれの取り組みを紹介していた。デバイスの技術進化に加え、高速・大容量・低遅延を実現することで、利便性と顧客の満足度を向上させるとしている。また、通信と放送との連携による、新しいテレビの視聴スタイルの提案なども紹介していた。

3.5Gから3.9Gへのインフラ整備の取り組みを紹介