10月23日より、印刷博物館 P&Pギャラリーにてドイツのライプツィヒで開催されている「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書と、日本を含めた7ヵ国の優れたデザインの書籍約240冊を紹介する「世界のブックデザイン2009-10」展が開催される。

展示図書の一部

同展は、毎年3月にドイツのライプツィヒで開催されている「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、同コンクール上位入賞の常連である日本、ドイツ、オランダ、スイス、フランス、中国、オーストラリアを加えた計7カ国の優れたデザインの書籍約240冊を紹介する。

展示では、現在の世界最高峰のブックデザインや造本技術を、実際に手に取って楽しむことが可能。

写真左から[スイス] Pro Natura, Basel(編) 「Die Stimme der Ntur.100 Jahre Pro Natura」(自然の声、自然賛美100年) KONTRAST, Zurich 世界で最も美しい本2010銀賞/ スイスの最も美しい本2009 入選、 [ドイツ] Axel Kufus, Judith Seng, Marc Piesbergen, Joachim Schirrmacher(編) 「Design Reaktor Berlin」(デザン原子炉ベルリン) Universitat der Kunste, Berlin ドイツの最も美しい本2009 若いブックデザイナーのための奨励賞、[日本] 慶應大学アート・センター(編) 「瀧口修造1958―旅する眼差し」 慶應義塾大学出版会 第44回造本コンクール 文部科学大臣賞受賞

なお、会期中の12月5日にはワークショップ「ブロックメモを使って本を作ろう」と「文庫本をハードカバーにしよう」が行われる。

「世界のブックデザイン2009-10」展

会場 印刷博物館 P&Pギャラリー
会期 10月23日(土)から2011年1月23日(日)
開場 10時から18時
休館 月曜(ただし1月10日は開館)1月11日(火)、12月29日(水)から1月3日(月)
入場料 無料(印刷博物館本展示場入場の際には入場料が必要)