タニタは10月1日、スモールスケール「HD-386」を発売する。軽量で、A5サイズより小さい計量機器で、宅配荷物や郵便小包などの計量だけではなく、体重計としても使えるのが特徴。価格は5,250円で、年間3万台の販売を見込む。

同製品は「気軽に持ち運びたい」「ひとり暮らしの部屋でもコンパクトに収納できる計量機器が欲しい」など、生活者のニーズに応えようと、「軽量化」「コンパクト化」というコンセプトによる新カテゴリーの製品として開発された。

持ち運びに便利なソフトケースが付いているため、例えば旅行や出張先に携帯して飛行機に預けるスーツケースの計量などに使用することができる。また、本棚など手の届く場所にコンパクトに収納できることから、体重だけでなく、宅配荷物や果実酒づくりなど身の回りの様々な計量ニーズにも対応することが可能。

重さ512g、サイズ190(W)×24(H)×135(D)mmで「ヘルスメーターのカテゴリーでは市場最小クラス」(同社)とのこと。測定範囲は 1kg~150kgで、1~100kgまで100g単位、100~150kgまでは200g単位で表示する。

デザイン面では、大きく見やすい表示画面(98(W)×60(H)mm)を中央に配置するとともに、本体外装には強化ガラスを採用し、シンプルで清潔感のあるデザインに仕上げている。カラーは5色(パールホワイト、ブラック、レッド、オレンジ、グリーン)。