東京電力は9月29日、新型電子式メータの実証実験の第1弾として、10月より東京都小平市の約4,000軒の家庭のメータを新型電子式メータに取り替え、通信機能などの実証試験を開始すると発表した。

第1段階の実証試験を1年程度実施した後、第2段階として、実施場所に清瀬市を加えた合計9万軒程度に段階的に新型電子式メータを設置し、転居・契約変更に伴う作業および検針の遠隔実施など、新型電子式メータの機能を活用した業務運営の実証試験を開始する予定だ。

試験期間は、第1段階と第2段階を合わせて2~3年程度を予定しており、その後、試験結果を踏まえ、本格導入の可能性を検討する。

東京電力の新型電子式メータ。左が正面から見たもので右が斜めから見たもの