日本HPは30日、ノートPCの新しいブランド「HP ENVY」を創設し、第1弾モデルとなる14.5型ノートPC「HP ENVY14 Beats Edition」を発売した。同社のWeb直販サイト「HP Directplus」での価格は140,000円前後より。量販店モデルは10月7日の発売予定となっており、店頭予想価格は130,000円前後。

「HP ENVY」のコンセプトには、最上級のノートPC、何にも妥協しない、人々が羨望するノートPCなど、高い志が掲げられている。主なターゲットは、「他の人と違う、海外ブランドの製品をクールに所有したい」と考えるユーザーとのこと。

第1弾モデルとなる14.5型ノートPCの「HP ENVY14 Beats Edition」は、ヒップホップ・ミュージックの大物アーティスト、Dr.Dre(ドクター・ドレー)がプロデュースした「Beats Audio」というサウンド機能を搭載する。「音楽を聴くために作られたノートPC」とされ、サウンド機能にこだわったモデルだ。DSPを搭載し、そのチューニングをDr.Dreが行うことで、ミュージシャンがクリエイトした音に近いサウンドを実現したという。「Beats Audio」はキーボードショートカットでオン/オフが可能。

「HP ENVY14 Beats Edition」

キーボードバックライト

HP Directplusモデル(標準構成)の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-720QM(1.60GHz)、メモリがDDR3 4GB、グラフィックスがATI Mobility Radeon HD 5650(1GB)、ストレージが640GB HDD(7200rpm)。液晶ディスプレイは14.5型ワイドのHDハードコート・クリスタルビュー・ディスプレイで、キーボードは赤色LEDバックライトを備える。バッテリ駆動時間は約6.5時間。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n対応、Bluetoothも搭載。

量販店モデルの主な仕様は、CPUがIntel core i5-460M(2.53GHz)、ストレージが640GB HDD(5400rpm)で、その他はHP Directplusモデルに準ずる。