米俳優のトム・クルーズとキャメロン・ディアスが映画『ナイト&デイ』のPRのため来日し、28日、東京・六本木ヒルズで行われたジャパン・プレミアに登場した。

来日し、『ナイト&デイ』ジャパンプレミアに登場したトム・クルーズ(左)とキャメロン・ディアス 拡大画像を見る

『ワルキューレ』以来、1年半ぶりの来日となるトム・クルーズと『ベガスの恋に勝つルール』以来、約2年ぶりの来日となったキャメロン・ディアスの2人は、『バニラスカイ』以来となる9年ぶりの共演。会場となった六本木ヒルズアリーナに約800人のファンが集結し、2人は、サインはもちろんのこと記念撮影にも応じ、ファンサービスに努めて笑顔を振りまいた。そんな気さくな2人に対して、待ちわびたファンの一部が、列の後ろから乗り出し、シークレットサービスから"危険なのでこの状態のままでは中断せざるを得ない"と注意を受けるほどだった。

プライベートジェットで来日し、滞在14時間という過酷なスケジュールをこなすことになったトムは「『ミッションインポッシブル4』の撮影が待ってるから、今回はすぐに帰らなきゃいけないんだ。次はゆっくり来ます」とファンに明言。会場からは歓声が上がった。

同作は、平凡な女性・ジューン(キャメロン)が、特殊任務を課せられたスパイのロイ(トム)と出会ったことから、さまざまな危険に巻き込まれるというストーリー。迫力のアクションとテンポあるコメディータッチのシーン展開が見どころで、キャメロンは「トム以上の共演者はいないわね。 映画を見れば私たちがどんなに楽しんで撮影したかわかると思う。スタントなしのアクションを是非見てほしいわ」と話し、トムも「彼女は素晴らしいコメディアンヌ。運動神経もいいし、ユーモアもある。共演できてハッピーだったね」とお互いを褒め合い、舞台挨拶中は肩を組んでみせるなど、名コンビぶりをアピールしていた。

『ナイト&デイ』は、10月9日よりTOHOシネマズ日劇ほかで全国公開。