JR貨物は10月9日~10日に東京・日比谷公園で開催される「鉄道の日フェスティバル」で「機関車USB」を販売する。同社の主力機関車「EF210形」をモチーフとしたUSBフラッシュメモリーという。

JR貨物「機関車USB」

商品のモデルとなったEF210形直流電気機関車

データ記憶容量は2GB。インターフェースはUSB2.0。車体中央で分割すると、片側にUSB端子が現れ、もう一方はキャップになっているという。1,000個限定販売で、価格は2,000円。サイズは車長69mm、車幅17mm、車高22mm。実物の約260分の1サイズになるという。「かっこいい機関車をかわいくディフォルメした。機関車ファンではない人も楽しんで」(同社)。通信販売の予定はないとのこと。

モデルとなったEF210形は同社が1996年から製造する直流電気機関車。平坦路線向けのコンテナ貨物列車用に開発され、最高時速は110km。主に東海道本線や山陽本線の高速コンテナ列車を牽引するという。愛称の「ECO-POWER 桃太郎」は、同車両が最初に配属された岡山機関区で、岡山県の桃太郎伝説に因んだとのこと。