パナソニック、「Let'snote」法人向け秋冬モデルにもCore i5-560Mを搭載

パナソニックは、Intel Core i5-560M vPro搭載などの強化を行った「Let'snote」法人向けモデルの新製品4機種を発表した。9月中旬より順次発売となる。価格はすべてオープンプライス。

主な強化ポイントは、Intel Core i5-560M vPro搭載(「CF-C1」のみ従来通りIntel Core i5-520M vPro搭載)による基本性能の向上、バッテリ駆動時間の延長、最大6GBメモリへの拡張対応など。機種ごとに、指紋センサー搭載モデルやワイヤレスWAN内蔵モデルなどがラインアップされている。

「CF-F9」シリーズ

14.1型ワイド液晶搭載の機種「CF-F9」シリーズには、標準モデルの「CF-F9LWFJDS」とワイヤレスWANを内蔵した「CF-F9LXFJDS」がラインアップされている。

標準モデル「CF-F9LWFJDS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-560M vPro(2.66GHz)、チップセットがモバイル Intel QM57 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SDRAM 2GB(最大6GB)、ストレージが320GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが14.1型ワイドTFT液晶(1,440×900ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(32/64bitセレクタブル対応)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、セキュリティチップTPM(TCG V1.2準拠)、USB 2.0×3、D-Sub×1、マイク入力、オーディオ出力、SDXC対応SDダイレクトスロットなど。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約9.5時間。サイズはW326×D251×H25.5～48.5mm(突起部除く)、重量は約1.61kg。

「CF-S9」シリーズ

12.1型ワイド液晶搭載の「CF-S9」シリーズでは、スーパーマルチドライブ内蔵モデルの「CF-S9LWEJDS」、DVD-ROMドライブ内蔵モデルの「CF-S9LWGJDS」、WiMAX＋ワイヤレスWAN内蔵のスーパーマルチドライブ内蔵モデル「CF-S9LVEJDS」、ワイヤレスWAN内蔵のDVD-ROMドライブ搭載モデル「CF-S9LXGJDS」が用意される。

スーパーマルチドライブ内蔵モデル「CF-S9LWEJDS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-560M vPro(2.66GHz)、チップセットがモバイル Intel QM57 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SDRAM 2GB(最大6GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが12.1型ワイドTFT液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(32/64bitセレクタブル対応)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、セキュリティチップTPM(TCG V1.2準拠)、USB 2.0×3、HDMI×1、D-Sub×1、マイク入力、オーディオ出力、SDXC対応SDダイレクトスロットなど。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約15時間。サイズはW282.8×D209.6×H23.4～38.7mm(突起部除く)、重量は約1.33kg。

「CF-N9」シリーズ

12.1型ワイド液晶搭載、光学ドライブ非搭載の「CF-N9」シリーズには、標準モデル「CF-N9LWCJDS」、指紋センサー内蔵の「CF-N9LWRJDS」、WiMAX＋ワイヤレスWAN内蔵の「CF-N9LVCJDS」、軽量バッテリ搭載の「CF-N9LWCKDS」が用意される。

標準モデル「CF-N9LWCJDS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-560M vPro(2.66GHz)、チップセットがモバイル Intel QM57 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SDRAM 2GB(最大6GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがなし、ディスプレイが12.1型ワイドTFT液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Professional 64bit版(32/64bitセレクタブル対応)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、セキュリティチップTPM(TCG V1.2準拠)、USB 2.0×3、HDMI×1、D-Sub×1、マイク入力、オーディオ出力、SDXC対応SDダイレクトスロットなど。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約15時間。サイズはW282.8×D209.6×H23.4～38.7mm(突起部除く)、重量は約1.27kg。

「CF-C1」

コンバーチブルタブレットPC「CF-C1」は感圧式マルチタッチスクリーン搭載の「CF-C1ATAADS」1モデルのみ。この機種は、CPUは従来機と同じIntel Core i5-520M vPro(2.40GHz)となる。その他の主な仕様は、チップセットがモバイル Intel QM57 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがDDR3 SDRAM 2GB(最大6GB)、ストレージが250GB SATA HDD、ディスプレイがマルチタッチ機能(感圧式)付き12.1型ワイドTFTカラー液晶(1,280×800ドット)、OSがWindows 7 Professional 32bit版(32bit/64bitセレクタブル対応)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDR/Class2、セキュリティチップTPM(TCG V1.2準拠)、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、USB 2.0×3、D-Sub、マイク入力、オーディオ出力。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約6.5時間。サイズ・重量は、W299.2×D226.5×H30.6～44.3mm、約1.46kg。