ソニー、裏面照射型や大型CMOSイメージセンサなどの生産能力を増強

      [2010/09/02]

    ソニーは、ソニーセミコンダクタ九州の熊本テクノロジーセンター(熊本テック)において、CMOSイメージセンサ「Exmor(エクスモア)」「Exmor R(エクスモア アール)」の生産設備の増強を目的に、2010年度第1四半期業績発表時点での設備投資額見通しに含まれている2010年度下半期への追加分と、2011年度実施分を合わせて約400億円の投資を行うことを発表した。

    ソニーセミコンダクタ九州 熊本テクノロジーセンターの外観

    ExmorはA/Dコンバータを画素の垂直列ごとに並列配置した「列並列A/D変換方式」を採用することでノイズを低減したCMOSイメージセンサで、一方のExmor Rは裏面照射型構造を採用することで高感度や低ノイズなど撮像特性を向上させたCMOSイメージセンサ。

    Exmor Rは、2009年からソニーセミコンダクタ九州 長崎テクノロジーセンターの直径200mmウェハラインで、デジタルスチルカメラやビデオカメラ向けに量産を開始していたほか、2010年末より、携帯電話とコンパクトデジタルスチルカメラの市場へ向けて、熊本テックの300mmウェハラインでの量産が開始される予定となっている。

    今回の投資により、熊本テックの300mmウェハ対応ラインの処理能力は従来の月産1万8500枚から6500枚増の月産2万5000枚へと引き上げられ、フルキャパシティ状態になるという。なお、この内、イメージセンサ向けには月産2万2500枚(設備投資前は月産1万6000枚)が割り当てられる予定。

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