KDDI、沖縄セルラーは、同社のスマートフォン向けアプリマーケット「au one Market」の機能拡張を実施すると発表した。今回新たに、「auかんたん決済」を利用したアプリケーションの購入機能や「au one Marketセキュアアプリ検証」サービスなどを追加し、9月1日の午前9時より提供を開始する。

au one Marketが、auかんたん決済の利用に対応したことで、有料アプリケーションの料金を毎月のau電話料金と合算して支払うことが可能になる。事前にau one IDとau one IDのパスワードを端末に設定しておけば、購入時にセキュリティパスワードを入力するだけで、有料アプリケーションの購入が可能。このほか、au携帯電話にインストールされているアプリケーションを一覧で確認できる「マイアプリ」機能も追加される。

auかんたん決済を利用したアプリケーション購入のイメージ。セキュリティパスワードの初期値には、auの契約時に設定したネットワーク暗証番号が設定されている

au one Marketセキュアアプリ検証サービスは、KDDIが独自の基準に沿ってアプリケーションの安全性を確認するオプションサービスで、コンテンツプロバイダ向け提供する。同サービスの検証に合格したアプリは「au one Marketセキュアアプリ」として「au one Market」内に表示される。

今回の機能に対応する端末は「IS01」で、利用するには8月24日に開始したケータイアップデートまたは、9月1日より開始する「au one Market」のバージョンアップを実施する必要がある。

なお同社では、9月2から11月30日まで、有料アプリケーションの一部を特別価格の100円で提供する「ワンコインキャンペーン」を実施する。同キャンペーンは、毎月5つのタイトル(通常価格200円~600円前後)を100円で提供するというもので、9月のキャンペーン対象アプリケーションは上海、デ辞蔵(漢字字典/近現代文学事典)、ぷよぷよフィーバーTOUCH、ボンバーマン道場、マジカルドロップTouch。