毎日コミュニケーションズは8月28日(土)、パソコン総合誌「PCfan10月号」を発売する。
第1特集のテーマは「大容量時代のバックアップ 完全攻略」。HDDの大容量化、ユーザーが扱うデータ量の増加にともない、バックアップの必要性が高まっている。本特集ではシステムクラッシュに備えてドライブ内のデータを丸ごと保存する方法、各種データの予備を定期的に取る方法をメインに、さまざまなバックアップのパターンを解説していく。トラブルが発生したときに泣きを見ないよう、賢くバックアップを行いたい。
「HDDの大容量化と低価格化はとどまるところを知らず、もはや2TBの製品が1万円を切る価格で手に入る時代となった。とはいえ、ハイビジョン動画などのマルチメディアコンテンツが簡単に手に入るいま、テラバイトのHDDがあっても足りないという人も少なくない。つまりは、パソコン内部に保存されるデータ量が激増しているということ。大容量HDDといっても、故障する確率が下がるわけではない。むしろ大容量であるほどクラッシュしたときのダメージは大きい。重要データを失わないためには、定期的にバックアップを行う必要があるのだ。失ってから後悔しても遅い。パソコンが快調なときこそ、バックアップ環境を構築するタイミングなのだ!」(第1特集より)
特別付録として、PCfanオリジナルの「USBメモリ用ダイヤルロック」を用意。これはUSBメモリのセキュリティを高めるためのアイテムで、USBコネクタをダイヤル錠で物理的にロックできる。これにより、他人が勝手にUSBメモリを使用できなくなるわけだ。データの持ち運びにUSBメモリを活用しているユーザーは多いだろうが、さらなるセキュリティアップのために、本グッズを積極的に活用したい。
第2特集は「実践的パーツ拡張 徹底ガイド」をお届けする。各種パーツを追加・交換してPCの性能を向上させたり、新しく機能を追加したりすることで、PCを使ううえでの不満を解消できるほか、使用時の満足度もアップ。本特集ではメモリ、HDD、グラフィック、テレビ、BDドライブ、サウンド、USB3.0、NAS、拡張ベイといった9つのテーマごとに、PCの性能・機能を強化していく。
「My Best!『ノートPC』セレクション」特集は、「AV」「モバイル」「ホーム」などとジャンルが細分化されつつあるノートPCから最適の1台を見つけるための企画。現在のノートPCがどのようにすみ分けされているのか、そして各ジャンルの製品を購入するときのポイントについて解説する。ノートPCを購入する際に欠かせない市場の動向も押さえておきたい。
また、「秋の『PCケース』最新カタログ」特集を用意。CPU、マザーボード、HDDといったさまざまなデバイスが格納される"箱"は、見た目・拡張性・冷却性静音性など、パソコンの使い勝手を左右する重要なパーツでもある。本特集では、PCケースを選ぶ際に理解しておきたい基礎知識と、オススメ製品を厳選してピックアップした。