景気減速懸念の高まりは欧州でも - 欧州50種株価指数、売り優勢の展開に

【今日のCFD】欧州50種株価指数

欧州50種株価指数とは、欧州各国の優良企業50社、資源大手トタル(TOTF.PA)、自動車大手ダイムラー(DAIGn.DE)、金融大手バンコ・サンタンデール(SAN.MC)等を指数化した指標。

景気減速懸念の高まりは欧州全体へと急速に台頭してきた。昨日は大手格付け機関ムーディーズが「一連の債務問題対処のため欧州各国が進めている緊縮財政政策が今後の経済成長を阻害し、格下げリスクへとつながる」ことを示唆した。

このことに加え、今日は財政赤字に苦しむ英国が「景気後退局面にあり、二番底に陥る可能性」についてウィール英中銀委員が言及したと英紙が報じた。

序盤の欧州市場は先行き警戒感からリスク回避で反応し、ユーロやポンド売りに呼応し、欧州50種株価指数も売り優勢の展開となっている。

安全資産としてのスポット金も、1217.5レベルに観測されるストップを目指す展開も見られたことから、投資家の不安心理はかなり強まっていることがうかがえる。今年高安をフィボナッチで見ると、25日MAで上値を抑えられ、38.20%レベルまで下落している。

この水準を完全に下抜けた場合は、2600ポイントの心理的ラインが次のサポートポイントとして浮上する。2月上旬は見事にこのラインが意識され反転、7月20日と21日も下支えした経緯を考えれば、三度反転する可能性はある。

だが、今回より注目したいのはサポートラインだろう。現在、2600のライン付近に位置している。このラインが意識され反転すれば、トライアングルが意識去る可能性が出てくる。そうなれば、再び短期レジスタンスラインを目指す展開イメージし易くなるだろう。

しかし、下抜けた場合は一気に2500ポイントを目指すトレンドが強まる可能性もあるため、今日は2600付近の攻防に注目したい。

欧州50種株価指数 日足

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