ヤマハは、中小規模ネットワークおよびSOHO向けのブロードバンドVoIPルータとして、「NVR500」を発表した。10月下旬から発売され、価格はオープンで、店頭予想価格は37,000円前後。

「NVR500」

NVR500は、RT58iの後継機種にあたり、今回全ポートがギガビットイーサネットに対応し、microSDスロットやUSB 2ポートを新たに搭載している。USBにデータ通信端末を接続することにより、3G携帯電話網でのモバイルインターネットに対応するほか、USBハードディスクを接続すれば、ファイルサーバとして使用できる。また、アナログ電話、ISDN、内線VoIP、ネットボランチ電話に加えて、NTTの提供するフレッツ光ネクストの「ひかり電話」に対応した。

対応回線およびサービス網は、FTTH、ADSL、CATV、ISDN(BRI)、ATM回線、高速デジタル専用線(64kbit/s、128kbit/s)、アナログ回線、広域イーサネット網、携帯電話網、フレッツサービス。スループットは最大1Gbit/s、実効800Mbit/s。WAN対応プロトコルは、PPP、PPPoE、MP。VPN機能は、PPTP(VPN機能)+RC4(暗号機能)、VPN対地数は4。インタフェースは、LAN×1、WAN×1、ISDN U×1、ISDN S/T×1、LINE×1、TEL×2、USB×2、microSDスロット×1。外形寸法はW220×H41.5×D161.9mm、重量は600g。