ソニーは23日、3ウェイ・スピーカーシステム「SS-NA2ES」を発表した。発売は12月8日。価格は19万9,500円(1台)。
SS-NA2ESは、音の広がりのよさを追求するこで、より自然で心地よいサウンドを実現することを目指したスピーカーシステム。ツイーター×3、ミッドレンジ×1、ウーファー×2の3way 6スピーカー構造を採用する。
使用されているスピーカーユニットは、アルミコーン振動板を採用した165mm径ウーファー、130mm径のミッドレンジ、ツイーターとも、すべて専用設計。なかでも、ツイーターは、25mm径のメインのソフトドームツイーター1本に、アシスト用の19mm径のソフトドームツイーター2本を1つのツイーターとして動作させる「I-ARRAY System」を採用。
I-ARRAY Systemは、同社で発売しているスピーカーシステム「Sountina」での経験から考えられたシステム。音楽の中心となる中域と高域、特に高域の音の広がりがよくなれば、それだけ自然なサウンドになるということから、音圧は稼げるが指向特性は狭くなる大口径のツイーターユニットと、それとは逆に指向特性は広くなるが音圧は稼ぎにくい小口径のツイーターユニットを組み合わせることで、指向特性と音圧の両立を図ったもの。ただ3本のユニットを1つのツイーターとして動作させるのは難しく、フレームの形状や配置など、約1年かけてシミュレーションを繰り返し、バランスを調整したとのことだ。
また、エンクロージャーにも、こだわりを見せている。エンクロージャーには、補強板も含めて、すべて北欧産のバーチ素材を使用しており、バッフル板の板厚は36mm。構造的には、同社のリファレンスモデル「AR」シリーズの設計思想と技術を受け継いでおり、ツイーターとミッドレンジ用のエンクロージャーと、ウーファー用のエンクロージャーとを2枚の板で分離した。
さらに両者の間に空気層を設けることで、ウーファーからの振動が中高域に悪影響を与えないようにしている。また、一般的なスピーカーでは、板と板とを接着剤で接続しているが、SS-NA2ESでは、接着剤だけでなく、嵌合と呼ばれる手法を採用。木と木がそれぞれ嵌ることで、接合面の強度が高められており、より美しい響きを実現している。なお、高い精度が要求されるエンクロージャーは、国内の木工職人の手より、1本ずつ仕上げられたものだ。
| エンクロージャー方式 | バスレフ式 |
|---|---|
| 再生周波数帯域 | 45Hz~45kHz |
| クロスオーバー周波数 | 400Hz、4kHz |
| 出力音圧レベル | 90dB(2.83V/m) |
| インピーダンス | 4Ω |
| 最大入力 | 100W |
| サイズ | 255mm(W)×990mm(H)×415mm(D) |
| 質量 | 約32kg |
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