NECビッグローブはこのほど、、iPhone用アプリ「乗り鉄プラス」の提供を開始した。日本全国の鉄道路線データを網羅し、ユーザーが乗車した路線の記録を管理できる。日本の鉄道路線をすべて踏破する「乗り鉄」に最適なツールとのこと。対応機種はiPhone 3GS、iPhone 4。

乗車記録登録画面(左)と乗車日設定画面(右)

データ入力は路線リストから乗車駅と降車駅を選択するだけ。そのまま登録すると登録日が乗車日となる。ただし、乗車日の設定も可能で、過去に乗車した路線も日付を遡って登録できる。登録したデータはリスト表示とマップ表示が可能。リスト表示の場合は踏破状況を乗車率の数値と棒グラフで表示し、完乗した路線はリストにマークが表示される。マップ表示はGoogleマップに路線を重ねた状態で、未乗区間は青い線、踏破区間は赤い線で表示される。

「乗り鉄プラス」のスクリーンショット。勘定した路線には桜の花をデザインしたマークが付く(左)。地図上に踏破路線を表示し、地域ごとの状況がひと目でわかる(右)

データを記録するたびにtwitterに投稿する機能や、自動生成されたWebで自分の乗車記録を公開・管理する機能もある。乗り鉄仲間に近況を伝えたり、達成状況を地図上で表現したりできるとのこと。コメント機能を使えば、駅周辺のオススメスポットの情報も共有できる。Web公開は非表示も選択でき、乗り鉄趣味を密かに楽しめるという。

踏破履歴を公開するWebページを自動生成し、PCからも管理できる

リストの路線や駅にWikipediaへのリンクが設定されており、紀行文ブログの作成の参考になるほか、開発スタッフが独自に取材した車窓スポットなどの紹介コンテンツもあるとのこと。

路線や駅の情報をWikipediaへリンクする

開発者が撮影したコンテンツも

価格は350円。App Storeの旅行カテゴリでダウンロード販売中。リリース日は8月12日。現在のバージョンは1.0。容量は4.3MB。