米OracleがGoogleを提訴、AndroidのJava実装が知的所有権を侵害

米Oracleが8月12日(現地時間)、米Googleに対して訴訟を起こした。複数の報道機関が同日に報じている。そのうちの1つ米Wall Street Journalによれば、GoogleのスマートフォンOSであるAndroidが、Oracleの持つJavaの知的所有権(IP)を侵害していることが理由であり、「適切な対処」を求めているという。

詳細は現時点で不明だが、GoogleはAndroidにおいてJavaをDalvik VMによる独自実装しており、Oracle (旧Sun Microsystems)が提供するコードを利用していない。これについてGoogleは技術的問題だとしているものの、フリーでライセンスが前提のAndroidにおいて、SunへのJavaライセンス使用料支払いを回避するための手段だと一般にいわれている。現在SunはOracleの一部となっているが、以前までSunはこうしたAndroidにおけるJavaの実装について標準を分割するものとの非難を行っていた。Oracleの今回の訴訟の意図は現時点で不明だが、おそらく以前までのSunの主張に則る形で、Googleに対してIP侵害を理由にライセンス料の支払いを求めていく狙いがあるとみられる。なお、Oracle側の想定する損害額等についても不明だ。

同件についてOracleに問い合わせているが、原稿執筆時点での返答はない。なお、同件については追って詳細が判明しだいレポートしていく。

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