米Microsoftは8月2日(米国時間)、Mac向けプロダクティビティ・スイート製品の次期版「Office for Mac 2011」を10月末に世界100カ国以上で発売すると発表した。日本語、英語など13言語をサポート。すべてのエディションの価格が引き下げられ、「価格とエディションのオプションがWindows用Officeに近づき、プラットフォーム全体の整合性が向上する」(Microsoft)。
「Office for Mac Home and Student 2011」は、シングルライセンスが119USドル、3台のMacにインストールできるファミリーパックが149USドル。同エディションには、Word for Mac、PowerPoint for Mac、Excel for Mac、Messenger for Macなどが含まれる。
Outlook for Macを含む「Office for Mac Home and Business 2011」はシングルライセンスが199USドル、2台のMacにインストールできるマルチパックが279USドル。Home and Studentエディションを購入後にオンラインでHome and Businessエディションにアップグレードするオプションも用意される。
学生や教育関係者向けの特別版である「Office for Mac Academic 2011」(Word/ PowerPoint/ Excel/ Outlook/ Messenger)は99USドル。
Microsoftは2010年8月1日から2010年11月30日の間にMicrosoftおよび同社認定小売店から購入した「Office 2008 for Mac」を無料でOffice for Mac 2011にアップグレードするプログラムを開始した。アップグレード対象者は2010年12月31日までに、購入した製品をオンライン登録する必要がある。
