秋葉原のアミューズメント館にて29日、『戦国BASARA3』発売記念イベントが行われた。カプコンのスタイリッシュ英雄(HERO)アクション『戦国BASARA3』がプレイステーション 3ならびにWii専用ソフトとして発売されたことを祝したこのイベントには、同作品の小林裕幸プロデューサーと山本真ディレクターが駆けつけ、ソフトを購入したばかりのファンたちを前にサイン会&トークショーを実施。続いて『戦国BASARA3』の多彩なキャラクターのなかでも、今回とくに重要な役割を担う徳川家康役の声優、大川透も特別ゲストとして登場し、たくさんのファンからの歓声に応えた。

ファンが待ちに待った『3』がようやくリリースを迎え、ほっとした面持ちの3人。左から小林裕幸プロデューサー、徳川家康役の大川透、山本真ディレクター

3者によるトークコーナーでは、開発時のエピソードや、大川が演じた『3』での徳川家康のキャラクター性についてなど、内幕話が交わされた。実は2009年にアニメ版『戦国BASARA』がスタートしたときには、すでに今回のゲーム版『3』の収録は終わっていたのだとか。当時を振り返って大川は「『3』の収録で一番緊張したのが第一声でした。(『2』から成長して)本当に大きくなった家康の声が出せるんだろうか、というのが自分でも緊張したところです。家康の本来のまっすぐな性格は変わっていないので、その年齢感がうまく出せればと思っていました」と語り、この大川氏の演技はスタッフ陣にとってもバッチリだったとか。

自身も『戦国BASARA』プレイヤーという大川。『3』の家康の戦い方のコツは長押しの溜め攻撃という山本ディレクターのアドバイスに、かなり興味津々

徳川家康のオープニングムービーを全員で鑑賞。完成版は初めて見るという大川も「なんだかちょっと震えてきますね」と感慨深い様子

山本ディレクターは「すぐ帰ってプレイしたい気持ちのなか、集まってもらって感謝しています。『3』はすごくいろんなチャレンジをしたので、なるべく長く遊んでもらえたらなと思います」と『戦国BASARA2』から約4年ぶりのナンバリングタイトルを振り返った。

続いて声の出演だけでなく、いちゲームユーザーとして発売日を待ちかねたという大川が「新宿駅にドーンと大きなポスターを見かけたときは、嬉しくて嬉しくて、いよいよこの日が来るんだなと思いました。これからも『戦国BASARA』と家康をよろしくお願いします。かわいがってください」とあいさつ。

最後に小林プロデューサーが「本当にお待たせしました。みなさんが待った甲斐があるだけの、盛り沢山の内容になっていますので、じっくりと、でも気軽に遊んでいただければと思います。5周年プロジェクトもやりますし、いろいろな展開をしていきますので、ぜひよろしくお願いします」とまとめ、ファンからの拍手でイベントは幕を閉じた。

小林プロデューサーと山本ディレクターのサイン&握手会も行われた。『戦国BASARA』だけに女性ファンが過半数! なかには『3』を遊ぶためにプレイステーション 3を同時購入したという人も

会場にはトレーディングフィギュア「戦国BASARA3 鎧・武器コレクション」も展示。11月発売で全7種、1個819円の予定

折しも現在、MBS・TBS系ではアニメ版の『戦国BASARA弐』が放映中。この夏は『戦国BASARA3』と『戦国BASARA弐』で、戦国乱世のヒーローたちとともに熱く盛り上がってはいかがだろうか。

ゲームタイトル 戦国BASARA3
対応機種 プレイステーション 3
Wii
ジャンル スタイリッシュ英雄(HERO)アクション
発売予定日 2010年7月29日
価格 6,990円 (プレイステーション 3)
5,990円 (Wii)
CEROレーティング B (12才以上対象)
(C)CAPCOM CO., LTD. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
※画像はすべて開発中のものです。