富士通と東芝は7月29日、6月17日付で基本合意していた両社の携帯電話事業の統合について、最終契約を締結したことを発表した。

この最終契約の内容は、東芝が新会社に携帯電話事業を譲渡し、新会社を富士通傘下にするというもの。富士通は新会社の株式の80.1%を東芝から取得。両社は当初の予定どおり2010年10月1日を目標として事業統合の完了を目指す。

この事業統合に伴い、東芝から富士通グループに移転する予定の従業員数は約400名とされている。

なお、現時点では新会社の名称や資本金等の詳細は未定となっている。