【FXテクニカル】ドル円

好調な米国の企業決算よりも、米経済指標(米耐久財受注)の落ち込みが材料視され、87.50のレジスタンスポイントを何度か試した後、再度下値を狙う展開となっている。現状、87.50をレジスタンスと想定し、20銭刻みで下落しているところを見ると、87.30と87.10円を下に抜けきることが出来るか注目したい。

上は直近のレジスタンス87.50円をデッドラインとして、本日の新規失業率申請件数の結果を眺めつつ、ポジション調整といったところか。チャートを見ると、レジスタンスラインにタッチできずに反落している事を考えると、バイアスは未だショートと想定したい。直近の下値目安を探ると、87.10円を割り込み87.00円を抜ける事が出来るかどうか。

しかし、その87円割れとなれば、直近の86円台の底堅さは既に確認済みであることから、新規のショートで更に攻めるのは避けたいところ。86円前半まで下落することを想定し、バイアスをややロングへと変更したい。再び86円前半で底堅い展開となるようなら、軽めにロングを入れ、その後の反転を狙うといった手法が面白いか。

ただ、86円を割り込むと85円レベルまで下値ターゲットが見当たらないため、86円割れリスクにも常に注意を払っておきたい。

USD/JPY 日足

USD/JPY RSI & MACD 日足