シャープは7月29日、英国(ウェールズ地方レクサム)にある生産拠点シャープ・マニュファクチャリング・カンパニー・オブ・ユーケー(SUKM)の結晶太陽電池の生産能力を倍増し、年間500MW体制にすることを明らかにした。

英国にあるSUMKの概観

SUKMは、米国に次ぐ海外で2番目の太陽電池の生産拠点として、2004年春から生産を開始。現在の生産能力は250MWで、これを2010年12月から順次拡大し、2011年2月には500MW体制に倍増することが計画されている。

投資額は約40億円で、同社では、今後も結晶系太陽電池と薄膜系太陽電池の両輪体制で事業の拡大を目指し、さらなるコスト力強化と納期短縮の実現に向けた、地産地消型ビジネスを推進していくとしている。