ニフティが運営するお台場のイベントスペース「東京カルチャーカルチャー」で、東京スカイツリーのファンがその魅力を語り合うトークイベント「東京スカイ夏まツリー 2010」が8月8日に開催される。

東京・墨田区で建設中の東京スカイツリー(2010年7月15日・日高彰さん撮影)

完成時の高さが634mとなる東京スカイツリーは、東京タワーに代わるテレビ放送用の電波塔として東京・墨田区で建設が進められており、7月29日には塔体の高さが400mを超える見込み。今回のイベントは、建設現場周辺で工事を見守り続けてきた地元のファンが企画したもので、着工から約2年にわたって定点撮影を続けてきた建設風景の写真・動画が披露されるほか、毎日現場を見続けてきたファンの視点から見たこの建物の魅力、今後の建設工事における見どころなどをテーマにしたトークショーを行うという。

出演は、建設地の近くに住み東京スカイツリーをテーマにしたブログや同人誌の制作などを行う日高彰さん、高層ビル写真集『超高層ビビル』の著者で定点カメラによるスカイツリーの撮影も行っている中谷幸司さん、都内各所で定点撮影を行い、スカイツリーを題材にした定点観測講座の講師なども行っている写真家の小野寺宏友さんら、スカイツリーファンの間で"スカイツリーマニア"、"スカイツリーウォッチャー"と呼ばれる人々。

企画の中心となった日高さんは「新タワーがテレビ番組などで取り上げられる機会も増えているが、我々のようなマニアから見るとまだまだ物足りないものが多い」と話し、コアなファンの人々が何に魅了されてスカイツリーの成長を見守り続けているのか、その面白さを一般の人にわかりやすく伝えていきたいとしている。またイベントでは、さらなる高層建築を求めて高層ビルファンの中谷さんと共に足を運んだ中東・ドバイのビル「ブルジュ・ハリファ」(高さ828m)の訪問レポートも行うという。

料金(飲食代別)は前売券2,000円、当日券2,500円(前売券の完売時当日券はなし)で、前売券はチケット販売サイトのイープラス、ファミリーマート店頭等で販売中。