フジッコはこのほど、「夕食づくりとお惣菜の活用」に関するインターネット調査の結果を発表した。対象は既婚女性800人(専業主婦と共働き主婦各400人)、既婚男性400人で、男女共に20代~50代。調査期間は5月28日~30日で、対象地域は東京都となっている。

調査の結果、夕食づくりにかける時間については、平均51.25分。また、「夕食づくりでお助けして欲しいトップ3」は、「時短」(56.4%)、「節約」(55.0%)、「品数・バリエーション」(53.3%)という結果になり、20代の主婦では「節約」が68.5%と突出して高い傾向にあったという。

「主婦にとって理想の夕食の品数」は3.2品となったが、現実には2.5品にとどまっている様子とのこと。その主な理由は、「時間がない」(56.3%)、「ストックがない」(54.4%)、「レパートリーがない」(49.5%)となった。また、夕食に惣菜を購入することに対して抵抗感のない主婦は45.9%と半数近くになり、中でも40代の専業主婦では抵抗感のない人が61.0%に上った。

夫側の意見として、「品数が愛情や気遣いに関係する」との回答は71.8%となり、主婦の回答(61.4%)を上回った。さらに、夫は夕食の品数が多いと「気分がいい」(56.8%)、「愛されている、気にかけてくれている」(21.8%)と感じていることも判明。また、夕食用に惣菜を購入することに関し、9割以上の夫は気にしない傾向になるということも分かった。不満点としては「品数が少ない」が最も多く26.3%だったが、夫の9割以上が「妻の料理が好き」と回答している。