Firefox、GCC 4.5採用でパフォーマンス劣化

    後藤大地  [2010/06/29]

    Firefox web browser - Faster, more secure & customizable

    GCCのメーリングリストにおいて、FirefoxのビルドをGCC 4.3からGCC 4.5へ切り替えたら、いくつかのベンチマークで4%から19%ほどベンチマーク結果が悪くなったという内容が報告されている。Linux 32ビット版および64ビット版の双方で劣化が確認されたという。唯一の例外はLinux 64ビット版でSunSpiderを実行したケースで、この場合には8%ほどの性能改善が計測されたという。GCC 4.5は4月14日にリリースされたGCC最新メジャーバージョン。

    このやりとりはMassive performance regression from switching to gcc 4.5から追うことができる。やりとりの中で、指定しているオプションに原因があるのではないか、C++関連のビルドの違いが性能として現れているのではないか、最適化オプションを変更してみてはどうか、4.4、4.6などほかのバージョンでビルドした場合にはどういった違いがでるか、といった話題があがっている。

    GCCのバージョンを変更することでアプリケーションやライブラリがビルドできなくなったり、性能に違いが現れるというのはよくみられる。Firefoxにおけるベンチマーク結果の違いは、ほかのC++アプリケーションがGCC 4.5.0を採用する場合の事例として参考になる。

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