3次元データを立体出力するオンライン造形サービス「INTER-CULTURE(インターカルチャー)」(インクス)は、イグアスの3次元モデラー「Pro-Jet」シリーズ正規リセラーとなり、販売を開始した。

3次元モデラー「Pro-Jet」シリーズ

インクスでは、高精細オフィス3次元モデラーであるPro-Jetシリーズを活用することにより、PCで作ったデータを同じオフィス内で出力することが可能となったとしている。現在INTER-CULTUREで提供中のハイエンド光造形「SLA」シリーズ、粉末造形機「SLS」シリーズに加え、ミッドレンジならではのパフォーマンスをより身近に活用できるとのこと。

Pro-Jetシリーズは光造形方式とインクジェット方式のハイブリッド方式で、造形材料とサポート材料を同時に扱うことができ、サポート材料はオーブンや超音波洗浄装置を使って手作業無しで除去することが可能。100V電源の装置はオフィス環境で使用でき、連続無人運転も可能とのこと。「INTER-CULTURE」では、Pro-Jetシリーズを、コンセプトデザイン向け「Pro-Jet SD 3000」、宝飾品のマスター、インプラント向け「Pro-Jet HD 3000」、鋳造マスター向け「Pro-Jet CP 3000」、精密鋳造マスター向け「Pro-Jet CPX 3000」の4機種を用意。アイデアの実現、デザインの具体化に向けて各種のサポートを行うとのこと。

また、INTER-CULTUREは造形装置販売、造形オンライン注文の他にも、プロエンジニアのフィギュア製作記やビギナー向けの3Dモデリング解説など、サイトに様々なコンテンツを用意している。

INTER-CULTUREのオンライン3D造形出力サービスの流れ。「Pro-Jet」シリーズにより、このサービスが強化される