CEVAとMoSysは、ホストおよびデバイス側の双方のアプリケーション向けに、 SATA 3.0のPHYとコントローラのソリューションを提携して提供することを発表した。これにより、技術面での提携に加え、同IPソリューションに対する2社共同での販売活動も行われることとなる。

統合された同ソリューションは、MoSysの6GbpsのSerDes PHYとCEVAのSATA 3.0 コントローラIPを活用することによりで6Gbps SATAインタフェースを組み込んだ次世代製品の設計が可能。2社の直接技術サポートの協力により、SATA設計者は開発期間を短くすることが可能で、SATA 3.0統合におけるコストとリスクを削減することができるようになる。

CEVAが提供する次世代SATA 3.0 コントローラIPは、アイソクロナス・デー タ転送やキュー・マネジメントなどの拡張されたNCQを有する「CEVA-SATA2.6 コントローラ」を組み込むことで、ニーズが高いCPUオフ・ロード機能を提供する。また、MoSysのSerDes PHYを完璧に補完するもので、これにより2社の持つ技術を組み合わせることで、両社の共通なカスタマが、先端ソリューションを作り上げることを可能にすると両社は説明している。