インテリジェントワークスは6月24日、Macのクライアントにも対応したPC操作ログ収集・解析/IT資産管理ツール「コンテンツウォッチャースマート2 R3」を発表。同日より発売を開始した。

「コンテンツウォッチャースマート2 R3」の最大の特徴はMacとWindowsのOS最新版(Mac OS X 10.6、Windows 7)に対応していることで、管理サーバとしてはWindows Server 2003 R2のほか、Windows 2008 Serverが利用可能となっている。

同社によるとMacクライアントに対するUSBメモリなどのデバイス制御にまで対応している製品は2010年6月現在で「コンテンツウォッチャースマート2 R3」だけだという。

また、同製品にはクライアントPCから収集した操作ログに対してアラート設定が可能となっており、機密事項に関する書類がユーザーによって開かれた場合や禁止されたアプリケーションが起動された際に、管理者に警告が送信される。

「コンテンツウォッチャースマート2 R3」は資産管理モジュール「CWS2 R3-SAMファインダー」、PC操作ログモジュール「CWS2 R3-LOGファインダー」、デバイス制御モジュール「CWS2 R3-Device コントローラー」で構成されており、「CWS2 R3-SAMファインダー」と「CWS2 R3-LOGファインダー」の販売価格はそれぞれMac版が8,900円~、Windows版が4,500円~(いずれも1クライアントあたりの価格)。1サーバあたりの管理サーバライセンスは49万円~となる。「CWS2 R3-Device コントローラー」は1クライアントあたり5,800円~で、動作には「SAMファインダー」管理サーバー、または「LOGファインダー」管理サーバーが必要(価格はいずれも税別)。

なお、「コンテンツウォッチャースマート2 R3」の販売目標は年間5万ライセンスとなっている。