OpenSocial Development Environment

22日(米国時間)、OSDEの最新版にして初のメジャーバージョンとなるOSDE v1.0.0が公開された。OSDE (OpenSocial Development Environment)はOpenSocialアプリケーションの開発や試験を支援する開発環境。Eclipse IDEのプラグインとして開発されている。ライセンスはApacheライセンスのバージョン2.0。

OSDEはクライアントサイドの開発も、サーバサイドの開発も双方ともに対象としている。主な機能は次のとおり。

  • ローカル試験ようにApache Shindigサーバを同梱
  • ソーシャルデータのストアやマネージメンドを実施するために組み込みデータベースを同梱
  • OpenSocialアプリケーションプロジェクトおよびソースコードを迅速に生成するためのウィザード機能の提供
  • ガジェット開発を支援するためのエディタの提供
  • Apache ShindigサーバやデータベースにアクセスするためのOpenSocial Eclipseパースペクティブの提供
  • OpenSocial REST Javaクライアントウィザードの提供
  • iGoogleサーバに対するテスト機能の提供
  • パフォーマンス分析機能

OpenSocialアプリケーションを開発するにあたって、実際に提供されているサービスを使って実施するのは効率の面で問題がある。OSDEを活用するとローカルに試験環境を構築することができ、開発効率の改善が期待できる。