高速ツアーバスを展開するWILLER TRAVELは26日、大型シェル付独立シート「WILLER EXPRESSコクーン」を開発し、車輌3両を導入すると発表した。このうち2両は7月23日より「東京 - 大阪」路線の夜行便として運行し、1両は8月19日より東京を基点とし、青森 / 仙台 / 金沢 / 広島 / 秋田 / 名古屋の各都市間を順次プロモーション運行(各都市6日~8日間)する。

「WILLER EXPRESSコクーン」

同シートは、利用者の「もっと寛げるプライベート空間がほしい」といった声を受け、移動中の理想空間を最大限実現することを目的に開発したというもの。大型シェルのパーテーションで各座席を仕切り、同時に左右1 : 1の2列シートをそれぞれ斜めに配置することで、個人のプライベート空間を確保。シートは最大140度のリクライニングが可能なほか、シート座面に柔軟性に優れたクッションを採用し、包み込まれるような座り心地を実現したという。

大型シェルのパーテーションで各座席を仕切り、プライベート空間を確保

最大140度のリクライニング機能を搭載

シェル内には、靴収納スペース、荷物収納スペース、ミラーを設置。足元は、男性でも窮屈に感じない広さを用意した。さらに、オンデマンドで映画や音楽、ゲームが楽しめるVODシステムも導入するとのこと。料金は、東京 - 大阪間が片道9,800円~1万1,800円。