CSKホールディングスは5月26日、同日に開催された取締役会にて、2010年10月1日をメドに持株会社体制から事業会社体制に移行するための準備に入ることを決議したと発表した。

同社は昨年9月の経営体制から「BPO事業」「ITマネジメント事業」「システム開発事業」の3つを事業の柱と位置付けており、今年の4月1日には「BPO事業」(CSKサービスウェア、ビジネスエクステンション)と「システム開発事業」(CSKシステムズ、CSKシステムズ西日本、CSKシステムズ中部)に関連する子会社の合併を行っている。

今回の決議には、完全子会社のCSKサービスウェアとCSK-ITマネジメント、CSKシステムズとの4社合併も検討項目に含まれている。

同社は今回の事業会社体制への移行目的として「グループの競争力強化」を掲げており、上述の3つの事業における連携を強化し「事業の一体化を実現するグループ体制に移行する」としている。

なお今回の体制移行に伴い、同社の称号も「株式会社CSKホールディングス」から、10月1日付で「株式会社CSK(英文: CSK CORPORATION)」に変更されることが決議されている。