生田斗真の"失言"に、麻生久美子、成海璃子らが猛ツッコミ!

映画『シーサイドモーテル』(守屋健太郎監督)のプレミア試写会が24日、東京・有楽町で行われ、主演の生田斗真、麻生久美子、山田孝之、成海璃子らが登壇した。

岡田ユキオのコミック『MOTEL』をベースに製作された同作は、山奥なのに「シーサイド」と名づけられた場末のモーテルが舞台。インチキ商品のセールスマン・亀田(生田)、コールガールのキャンディ(麻生)ら"ワケアリ"の男女11人が、人生を賭けた騙し合いを繰り広げていく。

この日の舞台挨拶では、作品のテーマでもある「騙し合い」にちなみ、出演者たちの騙されたエピソードが次々に披露された。「守屋監督に騙されました」と話す生田は、「撮影に入る前、監督から『気楽に現場に来てください』と言われたんですよ。でも実際はスケジュールがタイトで、全然気楽なこともなく終わってしまいました」。この発言に監督も苦笑しつつ、「斗真君は『人間失格』、『ハナミズキ』と大作が続いているし、その間の箸休めくらいの気持ちで臨んでほしかったので……」と弁解していた。

その後も、「10代の頃、しゃぶしゃぶを食べに行ったら、『お肉は鍋の真ん中の筒状の部分にくっ付けるんだよ』と言われて。人に注意されるまで続けていましたね」(麻生)、「学校の先輩から『しいて言うなら』の『しい』はアルファベットのC(シー)だと教えられて、東京に出てくるまでずっと信じていました(笑)」(玉山)、「現場でマネージャーから『共演者が亡くなった』と言われてびっくりしました。でも本当は、シーンがなくなって『○○さん無くなったんで!』と言ったのをマネージャーが勘違いしたみたいで」(成海)など、出演者が続々と赤裸々な体験談を語り、そのたびに会場から大きな笑いが起きた。

舞台挨拶の最後は、生田が観客に向けて挨拶することに。ところが、「腕のある俳優さんがこれだけ集まって作られたのだから、面白いわけがない……」と失言してしまい、その場にいた全員から「違う違う!」と総ツッコミを受ける一幕も。すぐさま「『面白くないわけがない』ですよね。期待を裏切らない、本当に素晴らしい映画になっています」と訂正するも、他の出演者たちから「いまの所が(テレビで)使われる可能性も十分ありますから」、「Yahoo!ニュースのトップに出るかも」と言われ、生田も思わず「もう何を言ってもダメですね(笑)」と観念した様子だった。

映画『シーサイドモーテル』は、6月5日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。