ハミングヘッズは5月24日、情報漏えい対策ソフト「セキュリティプラットフォーム」を活用したクラウドサービス対応ソリューションを発表した。

セキュリティプラットフォームは、ファイルのコピー、メール添付、アップロード、印刷など、情報漏えいにつながる操作を監視/制御する製品。 Windows PCにおけるファイルやWebサイトの閲覧 /更新履歴もすべて記録することができるほか、外部媒体への書き出し時に自動的にデータを暗号化する機能や、ハードディスク全体を暗号化する機能なども備える。

今回、新たなクラウドサービス対応ソリューションとして発表されたのは、現在開発中の「セキュリティプラットフォーム Web セーフカプセルオプション」。同製品は、Webブラウザのプラグインとして提供される復号化ソフトになる。同製品を導入することで、暗号化ファイルをWebブラウザ上で復号できるようになるため、WebメールやSaaSを使って個人PCから社内文書を扱うといった運用が安全かつ簡単に行えるという。

そのほか、今回の発表では、外部データセンターを利用する環境向け製品として「セキュリティプラットフォーム ベーシック evolution /SV」が、シンクライアント環境向け製品として「セキュリティプラットフォーム for TS/MF」が提供されていることも説明されている。

同社は今後、クラウド対応製品の開発を進めていくほか、中小企業向けに同社独自のデータセンターサービスを提供していく予定。